背骨や関節の歪みでサブラクセーションとカンパセーションと言う状態があるので説明します。
【サブラクセーション】とは?
背骨や関節のわずかなズレや動きの異常によって、神経の働きが正常に伝わらなくなっている状態を指します。
骨が大きく外れているわけでもなく、レントゲンでは分からないことも多いですが
・神経の流れが弱くなり、力が入りにくくなる
・脳からの指令が身体に届きにくくなり、臓器の働きも弱くなる
・自然治癒力が十分に発揮されなくなり、風邪をひいたら長引く、擦り傷や打撲等が治りにくいといった影響がおこります。
痛みがなくてもサブラクセーションが存在することもあり、【症状がない=問題がない】わけではないのが特徴です。
【カンパセーション】とは?
カンパセーションとは、サブラクセーションなどの問題をかばうために、身体が無意識に行う代償動作のことです。
例えば、
・片側の関節が動きにくい
・ある筋肉がうまく使えない
こうした状態があると、身体は別の場所を使ってバランスを取ろうとします。
その結果、
・本来負担のかからない筋肉に負荷がかかる
・姿勢が歪む
・痛みが別の場所に出る
といったことがおこります。
多くの方が感じている【肩が痛い】【腰がつらい】という症状は、実はこのカンパセーションの結果であることも少なくありません。
【サブラクセーションとカンパセーションの大きな違い】
簡単に言うと、
・サブラクセーション=原因
・カンパセーション=結果(身体の反応)です。
多くの場合、【痛みが出ている場所】と【本当の原因の場所】は一致しません。
カンパセーションだけをケアしても、原因であるサブラクセーションが残っていると、また別の場所に負担がかかり、症状を繰り返してしまいます。
なぜ原因を見ることが大切なのか?
身体はとても賢く、多少の問題があっても何とか日常生活を続けようとします。
しかしその【頑張り】が長く続くと、限界が来て痛みや不調として現れます。
当院では、
・症状が出ている場所
・身体がかばっている働き
・その元になっている神経の問題
を総合的に評価して、身体本来のバランスを取り戻すことを大切にしています。